ゼットンの株主優待で原宿のハワイアンレストラン、アロハアミーゴへ。同社の系列店、渋谷ヒカリエのカイルアウィークエンドや代官山のアロハテーブルは何度か通ったので、料理の中身はだいたい察しがつく。
残念ながら立川のカフェアミーゴは閉店してしまったので、西東京エリアでゼットンの優待券を消化できるお店が一切なくなってしまった。都心に出た機会に積極的に利用しないと、1,000株保有で12,000円分ももらったあり余る食事券を使い切れない。
キャットストリート裏のわかりにくい場所
原宿店はキャットストリートからさらに東の路地を入ったところにある。スマホでGoogleマップを見ながら探したが、場所が非常にわかりにくい。普通に歩いていて通るエリアではないので、逆に土日は観光客が少ない穴場として利用できそうだ。
道がわかりにくいうえ、さらにシックスハラジュクテラスという商業施設の奥まったところに入店している。通りに面したお店が空になっていたので、一瞬閉店してしまったのかと思った。よく見るとアロハアミーゴの看板が出ている。
奥に進むと見えてくるテラス席は喫煙OKなので、かなりタバコ臭い。17時近くでどちらも空いていたが、迷わず室内の禁煙席を選ばせてもらった。ランチメニューはちょうど17時で終わるところでメニューも片づけられていたが、ギリギリセーフで注文を受け付けてもらえた。ディナーメニューよりランチの方が同じ料理でも若干安い。
ハワイなのにシンガポール風の海難鶏飯
今回選んだフリフリ・チキンライスは税込み994円で、優待券千円がちょうど使い切れる。サラダとセットで届いたチキンライスは、ハワイ料理らしからぬ石焼ビビンバ風の器に盛られてやってきた。付け合わせにガーリック風味のナンプラーソースがついており、これをかけるとまるでシンガポールの海難チキンライス風に仕上がる。
鶏肉は焼いてあるので、本場のチキンライスほどプリプリ柔らかくない。ハワイテイストは一切感じられず、アジア系のチキンライスをビビンバ風に食べる創作料理という印象を受けた。パクチーもたっぷり振られている。
原宿~表参道エリアの穴場中の穴場
量はそこそこあり、遅い時間のランチとしては十分満喫できた。店員さんは外国人だが日本語が堪能で、サービスも悪くない。平日の微妙な時間帯とはいえ、室内側は閑散として自分ひとりしかいない。
アクトコール優待で行ける「パンとエスプレッソと」も近いが、平日でも行列は必至だ。アロハアミーゴは原宿の中心部だからといって、系列他店よりとりわけ高いこともなく、1,000円あればドリンク付きでちゃんとしたボリュームのランチが食べられる。一度訪ねて場所を覚えておけば、表参道のメインストリートから避難場所として活用できるだろう。