吉野家優待のアークミール系列店、4月の肉の日は新たな3段階進化のステップアップクーポンが提供されるとわかった。どちらも日曜なので、平日限定の500円ランチは選べない。
しゃぶしゃぶどん亭の標準メニューは高価だが、ステーキのどんなら日曜でもリーズナブルに食べられる。最安メニューでクーポン入手し、ステーキとしゃぶしゃぶ店をローテーションしながら30%オフまで進化させた。
土日の最安はミートソース風ハンバーグ
日曜のどんで一番安いのは、599円の「ミートソース風ハンバーグランチ」だ。ハンバーグは130gなので小さいが、平日ワンコインに100円増しで食べられるうれしいメニューである。しかもスープバーに加え、ご飯かパンも食べ放題という、使いようによっては平日よりコスパがよいとも考えられる。
スパゲッティの上にハンバーグを乗せて、豪快にミートソースをぶっかけただけのシンプルメニュー。下に敷かれている麺の量が意外と多く、ハンバーグをトッピングしたパスタと表現した方が正確かもしれない。
どんのパンは温めた状態で持ってきてくれて、お代わりすると皿ごとマーガリンも替えてくれる。どことなく、ガストのハンバーグについてくるパンよりおいしい気がした。
しかしお代わりは店員さんにお願いしないといけないので、遠慮して2個しか食べられなかった。ステーキガストのようにパンもサラダバー的に提供してほしい。
来月の肉の日感謝デーは、クーポン券でなくどんステグリルの60gをプレゼントとのことだ。どんの肉の日は毎月内容が変わって飽きさせない。ステーキガストは従来通り29日が肉の日だが、月に1回しかないので2日と9日の2回あるどんの方が魅力的だ。
肉の日の定義については、顧客を取り合わないよう、ガストとどんが談合してあえてずらしたのかもしれない。
しゃぶしゃぶどん亭の500円親子重
クーポン最初の進化、8%引きの特典は、どん亭のワンコインランチで消化した。割り引き後の金額は425円。
今週は親子重で、以前どんで食べたものとかぶるが、見た目はほぼ同じだった。ただしどん亭の方が漬物が付いて、テーブル上のゴマもかけ放題なので、価値が高いと感じる。
どん系列の親子重はやはりうまい。なか卯の親子丼よりは肉もご飯も2倍くらい多く感じる。都心に店舗がないのは残念だが、近所にどんかどん亭があれば日常的に利用できるレベルの価格。
客層も常連らしいシニアの一人客が多い。平日のランチタイムは、まるで大学の食堂のような風景である。どん亭のワンコインは12時前に売り切れることもあるので、早めに向かった方がよいだろう。
ステーキのどん、500円ハンバーグカレー
クーポン利用2回目、15%オフはステーキのどんの500円週替わりランチに適用した。金額は割り引き後で425円。天気は雨だったが、とある理由で早めにクーポンを進化させたいため、傘を差しながら3kmの道のりを歩いてどんに向かった。
今週はハンバーグカレー。具のないあっさりしたカレーライスの上に、小ぶりのハンバーグが乗ったメニューだ。カレーは辛すぎず甘すぎず、無難な味。プレートは大きくご飯の量も多めだった。
どんの飲み放題スープに具がないのはガストと同じだが、めずらしくミネストローネの底にキャベツの葉っぱが沈んでいた。
たまたま爪楊枝を使ったが、片方がミント味になっていて、最近の楊枝は凝っていると思った。
速攻進化させた30%オフの使い道は…
アークミール系列店に2回通って、割引を受けながら30%オフまでクーポンを育て上げた。ミートソースハンバーグにハンバーグカレーと、バランスの悪い食事が続いたがハンバーグなら歓迎だ。
連日通ってステップアップクーポンを成長させたのにはわけがある。実は肉の日とは別に、ステーキのどんで「4代目横綱ハンバーグ」の告知が出ていた。4/14と4/21の金曜日2日間限定で、3代目の600gをはるかに上回る1kgのハンバーグに挑戦することができる。
料金は3代目と同じ1,599円だが、普段のワンコインランチに比べて3倍以上の価格だ。せめてクーポン適用で少しでも安く上げようと、30%オフにするアイデアを思いついた。
もしかすると、こういう考え方こそお店の思うつぼ、横綱で釣りながら、割引率が上がるクーポンで何度も通わせる作戦だったのかもしれない。
それはそれとしても、1kgのハンバーグを一気に食べられる機会などめったにない。お金を払えばステーキの大盛りは食べられるが、特大ハンバーグをむらなく焼き上げるにはそれなりの技術が必要なのだろう。
去年から気になっていた横綱ハンバーグがどんなものか、多少投資してでも一度味わっておきたい。