【チムニー株主優待】はなの舞、八王子南口店で日替わりのカキフライ定食

チムニー系列の「はなの舞」は西東京エリアでもランチ営業している店舗がちらほらある。優待券が1回に500円1枚ずつしか使えず利用回数を稼ぐ必要があるので、少し足を延ばして、八王子南口店まで行ってみた。

八王子駅の南側は始めていったが、北口の賑やかさに比べると、バスのロータリーがあるだけでひっそりとした印象だ。立川、町田、海老名あたりの中核都市には少々及ばない。八王子のはなの舞は、他の店舗のように2階や地下でなく、駅前広場に面した路面1階に堂々と立地している。

はなの舞は店舗ごとにランチメニューのバリエーションが違うが、八王子南口店には都心のような500円ワンコインランチがなかった。最安で680円の日替わり定食。

ビフテキ定食は品切れでカキフライを注文

最初、980円のビフテキ定食にそそられたので聞いてみたが、13時過ぎの来店ですでに売り切れとのことだった。海鮮丼も1日限定20食とあるので、12時台のピークタイムは意外と人気店なのかもしれない。代わりに日替わりのカキフライ定食を頼んでみた。

店内はコンパクトに4人ずつ個室が区切られている。14時近くでもお客さんがいて、1/3くらい座席は埋まっている。運ばれてきたカキフライは、中程度の大きさで5個。普通のソースとタルタルソースが添えてある。

ご飯の表面が乾燥していて、漬物も寂しい

ご飯はいつも通り大盛りでオーダーしたら、漫画のようにこんもりと丸く持って来られた。さっそく食べようとして違和感を感じたのは、ご飯の表面がかぴかぴに乾燥してしまっている。

この盛り付けのために時間をかけすぎてしまったのだろうか。推測するに、12時台の繁忙タイムに備えて仕込みの段階で盛ってあったのだと思われる。意外と大盛りを頼むお客さんが少なくて、盛ってから2時間以上経ったご飯が自分に回って来たという仮説だ。まあ別にたいした問題ではないので、喜んでいただく。

次に気づいたのは漬物。赤紫蘇漬けが、器に対してほんの4片。申し訳程度によそってある感じでちょっと寂しい。漬物も12時台に売れてしまって在庫僅少だったのだろうか。

しかしカキフライは期待以上においしかった

なんとなくがっかりした気分でメインのカキフライに箸をつけてみたが、そこそこ…いや、かなりおいしい。こちらは揚げたてで、口に含むと熱い牡蠣の汁がじゅわっと染み出してくる。タルタルソースもたっぷりあってサラダに付けて食べても困らない。先日の新宿アカマル屋に続いて、今年二度目のカキフライは、はなの舞で大変おいしくいただけた。

優待券500円プラス現金180円でお支払い。店を出ると14時前には暖簾を降ろしてしまっていたので、やはり今日は盛況で食材が切れ気味だったのかもしれない。

ワンコインではないが、基本の刺身と焼き魚、はなの舞が得意な海鮮系のランチメニューが充実しているので、近所であれば度々利用したいお店だ。