株主優待で八王子はなの舞ランチ。マヨネーズチキンの味に感動

2~3月権利落ちの優待銘柄を整理していて、三光マーケティングフーズの1,000円券が余っているのに気づいた。都心、特に新宿以外に店舗が少なく、なかなか利用する機会がない三光のチケット。調べたところ、めずらしく八王子の月の雫でランチをやっているとの情報を見て、いそいそと向かってみた。

月の雫ランチは1月で終わっていた…

八王子北口のツインタワーは、コロワイド系のラパウザと北海道、すかいらーく系のジョナサンとバーミヤン、三光マーケティングの月の雫が同居するまさに優待ビルだ。駅前に金券ショップが2軒あり、飲食系の株主優待は吉野家くらいしかなかったが、QUOカードを安く買ってバーミヤンで使う(ジョナサンでは使えないので注意)という裏技も可能だ。

ビルの9階に目指す月の雫があるが、エレベーターを降りるとなにやら照明が落ちて薄暗くなっている。お店のドアも閉まっており、中から物音はするが明らかに支度中という雰囲気である。ドア横に貼ってあった張り紙を見ると、ランチタイムは1月で終了とのこと。残念、一足遅かった。

ホットペッパーでは1,199円~の「しゃぶしゃぶ食べ放題ランチ」と出ていたのだが、ぐるなびにはランチ情報がなかったので怪しいとは思っていた。三光の株主優待券に同梱されていた利用可能な店舗リストにも、月の雫八王子店がランチ営業しているとの情報はなかった。

気を取り直して、手持ちの優待券が使えそうなお店を探し、南口のはなの舞に行ってみることにした。

はなの舞、八王子店のランチに再挑戦

午後から久々に雨が降る予報のためか、駅の南口に出たところで猛烈な突風が吹き荒れていた。台風並みの強風で中央線も運転見合わせとのことらしい。はなの舞の立て看板も下げられていたので不安だったが、いつも通りランチは提供されていた。

はなの舞のランチは店舗ごとにメニューが全然違うのでおもしろい。八王子店は最低680円~と福生店に比べると割高で、前回はご飯の表面が乾燥していたり、あまり印象はよくなかった。

今日はまだ12時台の入店だったためか、料理に違和感は感じなかったが、店員さんがあまり愛想のない学生アルバイトさんで、フレンドリーなパート主婦中心の福生店の方が雰囲気もよい。

今日も680円の最安ランチをオーダー。常に最低価格のメニューしか頼まないと決めていれば、迷うことがないので楽だ。日替わりの内容は「チキンのマヨネーズ…」と聞こえたが、まあよいかと思った。

680円で驚異のうまさ。日替わりマヨネーズチキン定食

テーブルに届けられた日替わりランチは、前回のカキフライ定食と違って、なかなか見事なサイズの鶏肉ステーキだった。鶏肉にマヨネーズが添えられているかと思ったが、全体的にあえて調理されているようだ。

一切れ口に入れて驚いた。これはかなりおいしい。鶏肉は十分柔らかく、肉の中までしみ込んだマヨネーズが味覚を心地よく刺激する。昨日食べた夢庵の大判唐揚げが若干淡泊で物足りなく感じたので、このくらいガツンと味付けしてある方がインパクトがある。ややジャンクフード的な味付けだが、日ごろ家でマヨネーズは使わないので、たまに食べると脳天がしびれるほど心地よい。

鶏肉も680円の価格に見劣りしないボリュームで、逆にこの値段で充実した定食が食べられるなら、牛丼屋の鍋膳とかちょっといいメニューで満足するのはもったいないと思った。

チムニーの優待券は和風なデザインがいい

今シーズンのチムニー優待券は、毎度おなじみ相撲の土俵が波間からのぞくデザイン。

前回はうちわ柄だったので、チムニーの優待券は他店に比べて季節ごとに結構こだわっていると思う。土俵へのこだわりは不明だが。

都心のはなの舞ランチは500円で安いがここまでのクオリティーはなく、八王子店も日によって当たり外れがありそうだが、今日は大満足だった。昨日から鶏肉ばかり食べているが、こんなにおいしいマヨネーズチキンだったら毎日でもOKだ。