サルヴァトーレ・クオモさいたま新都心店の平日パスタランチレビュー

さいたま新都心駅の近くにあるPIZZA SALVATORE CUOMO。池袋から電車で30分近くかかり、都心からわざわざ訪れる距離ではない。さいたまスーパーアリーナや、隣駅の大宮で東北新幹線の乗り換えなどなければ、遠方から来る用事のないエリアだ。

平日ランチはパスタ&サラダブッフェで980円~、ピザなら1,180円~。同店の郊外店舗としては標準的な価格設定といえる。サラダバーの品数は少ないが、その分メインのパスタは大盛りで、満足のいく食事を楽しめた。

平日パスタは単品800円~

場所は新都心駅の東口から道路に降りて、しばらく北に向かって歩いたところにある。普通に歩くと駅からそのまま遊歩道を歩いて、コクーンシティの商業施設に向かってしまいそうになる。サルヴァトーレがあるのは、線路沿いのビルの中だ。

13:30の来店で空席は半分ほど。まわりに飲食店はたくさんあるので、ピーク時もさほど混まずに座れそうだ。

ランチメニューはピッツァかパスタ1品に、オプションでサラダバーやドリンク、ドルチェを付けられる。それぞれ大盛り・サイズアップも可能。ピザを選ぶとパスタよりすべて200円増しになる。

最安を目指すなら、パスタ単品800円というチョイスもある。自慢のサラダバーがプラス200円と考えれば、追加した方がお得だ。優待券は1,000円単位なので、パスタ&サラダバーがもっとも効率よい。

4種のトマトピザ?

パスタの種類はボンゴレロッソを選んだ。ランチ用のメニューは標準的な構成に見えて、「4種トマトのマリナーラ」という変わったピザがラインナップされている。

「4種のチーズ」はよくあるが、これはいったい何なのだろう。「トマトソース、ドライトマト、ミディトマト、チェリートマト」と書いてある。次回はぜひ試してみたい。

サラダバーは必要最小限

サラダバーは、サルヴァトーレとしては小規模な方だった。

生野菜コーナーはレタス・タマネギ・枝豆、海藻程度。ドレッシングもフルーツビネガーとイタリアンの2種類のみ。その他の惣菜は、マカロニ、ポテトサラダ、ナスのトマトソース煮。そして揚げ物はフライドポテトにゼッポレという内容。

デザートや肉料理はない。しかし定番のゼッポレに多少の野菜がそろっていれば、十分に楽しめるともいえる。ちょうど揚げ立てが追加されたタイミングで、他にお客さんもいなかったのでゼッポレを8個もいだだいた。焼き立て・揚げ立てのうちに食すのが、イタリアンシェフへの礼儀だ。

デフォルト大盛りボンゴレロッソ

すでにゼッポレで腹八分なところ、メインのパスタは予想外に大盛りだった。

ボンゴレロッソのあさりはたくさん、ニンニクも多め。そして惜しみなく投入されたトマトソースは塩気がたっぷり。さらにサービスでピザ風のフォッカッチャが2切れ付いてきて、ひたすら炭水化物推しのメニューといえる。

事前にゼッポレばかりよそってしまったので、「ほとんど小麦」というランチになってしまった。序盤から飛ばしたので、今日はパスタを完食するので精いっぱい。せっかくのサルヴァトーレでピザを食べなかったのは心残りだが、内容的には十分満足できた。