サルヴァトーレ歌舞伎町サブナード店でランチブッフェ(ワイズ優待)

ワイズテーブルの株主優待は100株で半年ごとに5,000円分もらえるので、なかなか利回りがよい。前回はサルヴァトーレ新宿店のランチブッフェで最安1,000円の30分コースに挑んだが、あまりに時間が短すぎて食べた気がしなかった。

新宿駅の東側、歌舞伎町の地下街にもう一店あり、こちらは平日税込1,280円で90分制限である。新宿店は15分100円で延長できるが、90分の単価で比べるとサブナード店の方が安いといえる。

短時間でかき込むなら新宿店の方がリーズナブルだが、やはりピザやパスタにデザートも含めてゆっくり楽しむには、食べ放題なら60分以上ほしいところである。

新宿駅の地下街サブナード

目指す地下街サブナードは、JR新宿駅と西武新宿駅の間に位置している。雨の日に濡れないよう地下街経由で乗り換えしようとすると、とんでもなく遠回りさせられるので要注意だ。なぜかヤマダ電機の地下あたりを最短ルートで結ぶ通路がなく、アルタを通り過ぎて紀伊国屋書店くらいまで迂回してから南のメトロプロムナードと接続している。

各ブロックが1丁目~4丁目と名付けられていて、入居している店舗も昭和感が漂う。渋谷駅の地下街と似たような感じだ。中野ブロードウェイとまではいかないが、Sub-Nerdという響きがおたくっぽい。

新宿店は野村ビルの地下なので、実際は「西」新宿である。駅からの距離でいうと、ややこしいサブナード内にあるとはいえ、歌舞伎町の店舗の方が少し近い。

平日13時過ぎでも行列

13時過ぎだったが、お店の外まで5人くらい並んでいた。がっつり食べ放題のお店だが、女性や家族連れにも人気である。キッチンの窯で次々と焼かれてくるナポリピッツアを眺めながら、5分ほど待って案内された。

用意されていたメニューは、メインのピザ6種、パスタ4種に鶏の唐揚げとフライドポテト、サラダバーとデザート、ドリンクバーという構成。ピザの種類が多いのはうれしいが、イタリアっぽい凝った惣菜を並べていた他店に比べると、おかずが唐揚げ&ポテトとは少々寂しい。新宿店・立川店で見つけて気に入っていた「もちもちゼッポレ」もなかった。

ピザとパスタの種類は多い

店内はほぼ満席だが、ピーク時間を過ぎたのか料理の補給スピードがゆっくりしている。ピザの種類が多いので、焼くのに時間がかかるのかもしれない。そのせいか、数切れだけ残っているようなピザはみな冷えていて残念だった。ナポリピッツアは冷めてしまうとおいしさが半減する。

マルゲリータにクリーム系、ミートソース、ハチミツ乗せのチーズピザなど、どれをとってもクオリティは高い。サルヴァトーレに行ったらピザコーナーの近くに陣取って、焼き立てをすかさずゲットするのが得策である。冷えたピザは見送った方がいい。

おかずが少ないのでサラダを多めに盛って箸休めにした。オリーブがあるのはどの店舗も同じようだ。

デザートは「テラコッタ」という杏仁豆腐のようなものに、派手なソースが盛られたスポンジケーキ、アイスとゼリーとヨーグルトがあった。新宿店で見かけたビスコッティは、こちらにはなかった。

食べ放題は60分がちょうどよい

全食材をまんべんなくいただいて、ドリンクにコーヒーも飲んで1時間弱。さすがに90分食べ続けるのは無理だったが、新宿店のように急かされずピザもパスタも満喫することができた。

この調子だと12時台は相当並ぶと思われるが、1,000円ちょっとで本格的なナポリピッツアを食べまくれるのはありがたい。新宿店より広くて余裕があり、ららぽーと立川立飛店のように「1,500円でピザ1枚完食」というノルマもないので、ちょうどいいバランスといえる。