大阪王将の運営企業はイートアンドという会社でわかりにくい。元は大阪王将食品株式会社だったのだが、平成14年に社名変更したようだ。大阪王将の株主優待券を入手したので、近所のイオン内にあるフードコード店に行ってみた。
餃子の王将と大阪王将の違い
今さらながら違いを調べてみた。かつて京都に住んでいたことがあるので、王将といえば当然「餃子の王将」を思い浮かべる。大阪に行って初めて「大阪王将」の看板を見たとき、まるっきりパクリだと思ったが、それもそのはず、根は同じで昭和44年に王将からのれん分けしたお店だったようだ。
その後もなんとなくうさんくさい気がして大阪王将に入ったことはなかったのだが、東京郊外には微妙にお店が少なく、大阪王将の方が近所にある。一度は試してみたいと思っていた大阪王将をついに訪れる機会ができた。
最安500円の餃子定食は王将と違いがわからず…
モールの中のフードコート店なので、公式サイトに出ているメニューよりかなりバリエーションが少なかった。餃子の王将の「キムチ焼きめし」が好きなので、大阪王将でも「キムチ炒飯」を試したかったのだが、残念ながらここにはない。「ガーリック炒飯」という王将にはないメニューも興味深いが、またの機会になりそうだ。今日は優待券500円ぴったりで買える餃子定食を選んでみた。ご飯は無料の大盛りで。
最後に王将で餃子を食べたのは半年くらい前だったと思う。記憶をたどって大阪王将の餃子と比較してみるが、見た目・大きさ・味、どれを取っても特に違いが思いつかない。小さい代わりに数が多い和民の餃子とかに比べれば、標準的な大きさで数も同じ6個。王将は餃子一皿220円だが、大阪王将は241円とやや高い(ともに税抜)。
王将の餃子定食といえば12個が標準なので、がっつり食べる気でご飯も大盛りにしたが、1人前の6個ではさすがにおかずが足りなくなった。かつて王将に通いすぎたためか、餃子だけで白米を食べるなら、割高でも2人前は頼まないと満足できない体になってしまったようだ。
炒飯・中華そばとも510円と中途半端な価格なのが気になるが、大阪王将のメニューのバリエーションは本家王将より豊富に見える。今回はフードコート店で選択肢が限られているのが残念だ。
その分、王将では店舗限定メニューがあったりするので、出張先でレアな目ニューを開拓するのも楽しい。例えば奈良の王将では、白菜やニラが乗った天理名物のスタミナラーメンがあって驚いた。
イオンお客様感謝デーは餃子も70円引き
もらったレシートに「毎月20日30日は餃子の日、通常260円→190円!!」と書かれていた。イオンのお客様感謝デーに合わせたのだろう。
以前の職場近くの王将は、毎週金曜日が餃子の日で50円引きだったのがよかった。イオンの大阪王将では月に2日と短いが、餃子が70円引きになるのでまあお得だろう。機会があったらぜひ餃子の日に再訪したい。今度また餃子定食を頼むなら、餃子は2人前だ。