前回の新宿西口総本店、ディナータイムの利用では、お通しカットができずがっかりだったが、気を取り直して秋葉原店のランチに行ってみた。
金の蔵がある場所は、西側の電気街口前にあるダイビルの6階。同じビルの3階に月の雫も入居しているが、こちらはランチをやっていない。AKBカフェとガンダムカフェが広場に面しているので、食後はどちらかでお茶してもよいだろう。
ランチは税込500円でご飯・味噌汁おかわり自由
ランチメニューを見ると、最安で税込500円から700円まで。駅前の便利な立地の割には、かなりリーズナブルな価格設定だ。しかもご飯と味噌汁お代わり自由。
エレベーターで6階に上がると、13時近くでランチのピークは過ぎていたからか、お客さんは座席の半分くらいで待たずに入れた。金の蔵は居酒屋の中ではリーズナブルな方だからか、個室ではなくすだれで仕切られたセミオープンなつくりになっている。坐・和民よりは和民に近いファミレス的な空間だ。水やご飯・味噌汁のお代わり、下膳はセルフサービスとなっている。
注文してさっそくお代わりコーナーに行ったが、こちらにご飯と味噌汁の器は置いていなかったので、料理が来て一杯食べてからでないといけないらしい。フライングだった。
1,000円の優待券でお釣りは出ない
自分は最低価格メニューのコスパを確認すべく、500円ワンコインの「さんま塩焼き定食」をオーダーした。しかし、三光の株主優待は1,000円チケットでおつりが出ないので、どのメニューを頼んでも端数が無駄になってしまう。
今回はたまたま連れがいたので、もう一品定食を頼んでもらって同時に無駄なく優待券で支払いできたが、一人で来るともったいないだろう。
さんま塩焼き定食はシンプルでおいしい
運ばれてきた定食は、結構大きめのサンマ一尾に、シンプルなマカロニサラダの構成。まあワンコインならこんなものかという感じだが、ご飯・味噌汁無料サービスも含め、チムニー「はなの舞」の500円ランチといい勝負だ。
サンマに関しては単純な塩焼きで、味に関して特に不満はない。家では面倒くさくて魚は料理しないので、外食で食べられるのはうれしい。塩焼きでサンマを丸ごと食べるのは、この秋はじめてだ。
一方、連れが頼んだのは600円のチキン南蛮定食。メニューにあれば必ず頼むという、チキン南蛮マニアの彼も認めるボリュームだった。こちらは100円高い分、千切りキャベツも付いている。
伝票を見ると「まかないカレー定食」と印字されていて焦ったが、500円の定食は日替わりなのだろう。店内のメニュー表にも「さんま塩焼き定食」の写真はなく、文字で書いてあるだけだった。日替わりメニューの写真やレジ設定はわざわざいじらないという、コストカットの工夫が見られる。
破格のピザ、直径32cmのLサイズで790円
帰りのエレベーター前に大盛り「きんくらピザ」が税抜790円とあった。直径32cmということは、宅配ピザ各社のLサイズとほぼ同じ大きさだ。ドミノピザで一番安い、具がチーズだけのプレーンピザで、Lサイズ税抜き1,700円なので、なにかしら4種の具が乗っているのに半額以下の790円とは安すぎる。
次回また金の蔵の夜の時間帯に行ってみたら、ぜひ「きんくらピザ」の実力を試してみたい。