ファンケルの株主優待では、同社が販売しているいろいろな健康食品や化粧品をもらえる。
組み合わせ自由の2点コースでビタミンサプリや発芽米をもらうか、こだわりの1点コースから、ちょっと高めのカロリミットも選べる。今回はこだわりコースの方から「本搾り青汁ベーシック」を注文してみた。
冷凍青汁の魅力
昔、ファンケルの冷凍青汁を飲んでいたことがある。近所のスーパーの冷凍食品売り場に青汁が売られていて、毎朝解凍して飲んでいた。ボールに水を溜めて、15分くらい青汁パックをひたしておくと、ちょうどよい具合に溶けて柔らかくなる。シャーベット状の青汁を牛乳に混ぜた特製スムージーは、野菜不足の解消になり便通にもかなり効く。
粉末の青汁に比べると、冷凍品の方が独特の臭みがある。無添加で味付けされていないので、ストレートで飲むとかなりきついが、その分、ジュースやヨーグルトと混ぜてアレンジを楽しめる。素材が新鮮な分、冷凍青汁の方が効果も高いと感じた。
アマゾンではファンケルの冷凍版はないが、キューサイの冷凍青汁が売られている。
ファンケルの粉末青汁は無添加
ファンケルの粉末青汁は30本入りで2,911円。1本当たり100円程度の単価だから、ドラッグストアで売られている格安品よりは高価だ。ケール使用料3倍のプレミアム版だと、価格も1.5倍くらいに上がる。
材料のケールは、大麦若葉より栄養素が多いといわれる。原料は国産、国内工場での生産なので、品質は値段相応かと思う。着色料、保存料、香料、食塩など一切無添加とうたわれている。
混ぜ物がなく本物っぽい味
飲んでみた印象は、ケール本来の味に近い気がした。冷凍青汁ほどではないが、独特の苦みもある。砂糖や乳酸菌を混ぜている他社製品は、青汁成分の量が少ないのかもしれない。GMO優待のくまポンギフトで手に入れた通販の青汁は、ファンケルに比べるとなんとなく科学的な味がした。
さすが、長年青汁を製造しているファンケルだけあって、粉末でも本物感があった。できれば青汁は冷凍で摂取したいが、調理の手軽さと持ち運びの便利さを考えると、スティックタイプの粉末も常備しておきたい。
ファンケルの青汁は品質が高い分、値も張るので、株主優待でちょっと試してみるにはちょうどよいかと思う。