夢庵の日替わり麺ランチ、鶏塩ちゃんこうどんの強烈な塩気で食欲増進

すかいらーく株主優待で健康的な和食を楽しめる夢庵。平日限定日替わり定食のコスパが高いので、週末は月曜が来るのが待ち遠しい。

夢庵の日替わり新メニューに当たらない

ところが日替わりといいつつバーミヤンのように月~金チェンジでなく、3種類がランダムに提供されるスタイル。適当に訪れると、3回くらい同じメニューが続いてしまうこともある。

この秋から「豚肉となすの味噌炒め風ランチ」が新登場したが、まだ一度もお目にかかれていない。油淋鶏と同じ「風」なので、どのような調理の簡略化がなされているのか気になるところだ。

100円アップの日替わり麺ランチ

今日は同じ日替わりメニューで、麺ランチの方の「鶏塩ちゃんこうどん」が魅力的に見えた。麺類は温冷、季節の移り変わりが激しいので、3種類とも新メニューに入れ替わったようだ。同じ日替わりでも定食より100円高くなってしまうが、まだ一度も頼んだことのない麺ランチに挑戦してみることにした。

麺ランチの場合は、お惣菜2品か季節御飯を選んで追加できる。今回は惣菜の方をチョイスしたが、定食と同じほうれん草に、一口分もないくらい少量の切干大根が付いてくる。麺にご飯という組み合わせも微妙だが、実は季節の「きのこ御飯」の方が当たりだったかもしれない。

魅惑の塩気、ちゃんこうどん

ちゃんこうどんといいつつ、それほど大量のボリュームがあるわけではない。とりあえずレンゲでスープをすくってみると、ちょっと濃い目の塩気がすばらくしく食欲をそそることに気づいた。どんなケミカルな調味料が使われているのかわからないが、脳天にズキュンと来る刺激がくせになりそうだ。

麺はいつもと同じで、やや平たいきしめんタイプ。鶏肉が3個くらい入っており、あとは白菜とネギ、かまぼこなど。具材はシンプルだが、どれも塩ベースの味付けで期待通りの食感だ。一見淡泊だが、「あっさり」とは表現しがたい濃い目の設定。もちろんスープは飲み干すが、器が外側に反っているため口を付けてかき込みにくい。

おかずの量は、やはり定食の方が多く感じる。それでも麺より100円安いというのだから、やはり夢庵の日替わりは一頭地を抜くお得感だ。しかもご飯をうどんに交換できるので、同時に麺類も楽しめるというサービス付き。

日替わりの品数アップ希望

この上の週替わり焼魚ランチだと、麺ランチよりさらに200円アップしてしまう。夢庵の価格帯としては800円くらいが標準だが、優待券プラスアルファで楽しめる日替わり定食の魅力は捨てがたい。ガストやバーミヤン並みに、もう少し曜日ごとのバリエーションを増やしてもらえればと思う。