ワイズテーブルコーポレーションの株主優待がたまってしまい、11月末の使用期限前に連日サルヴァトーレに通うことになってしまった。ナポリピッツア食べ放題というのが売りのお店だが、さすがに毎日食べまくっているとありがたみが薄れてくる。
ランチバイキングで胃に詰め込んで、夕食をなしで済ませる日々が続いたが、胃の負担も大きい気がする。優待券で無料なのだから、元を取ろうと焦らずにほどほどに楽しめばよいのだが、食べ放題となると加減することができない。サミュエル・ジョンソンも「禁酒はできるが、控えめに飲むのは不可能だ」と言っている。
そこでたまには趣向を変えて、時間制ブッフェでない定食プレート形式のサルヴァトーレ クオモを探して行ってみた。三鷹と吉祥寺が該当するが、前者の方が200円くらい安い。
ブッフェ形式でない三鷹店
三鷹駅前から少し歩いたオフィスビルの1階に店舗が入っている。吉祥寺周辺は都内でも人気のエリアで、高級住宅が多いので、1,000円のランチなら平日でも普通に奥様方が食べに来るのだろう。武蔵小杉に近い雰囲気だ。
テーブルは多いが、14時過ぎはお客さんもまばらだある。聖蹟桜丘店は時間無制限になる13時半から混んでくるイメージだが、三鷹店にはブッフェ店舗のような異様な熱気がなく落ち着いている。
メニューは1,000円のピザかパスタセットにサラダとドリンクがついてくる。マルゲリータは定番だが、ここ数日食べ過ぎなので、ブッフェメニューになかったショートパスタのペンネを選んでみた。
ペンネのクリームパスタ
運ばれてきたパスタには、フォッカッチャが2枚添えられている。三角形にカットされた薄い生地はまるで揚げたピザのようだ。角切りのサツマイモとチキンがごろごろ入っていて、5種スパイスも効いた濃厚なクリームにからめて味わえる。
ペンネはスプーンでないと食べにくいが、汁と一緒にすくって食べると、まるですいとんを食べているようなモチモチ感を楽しめる。量はわりと多めだったので、ブッフェ形式でなくてもそれなりに満足することができた。むしろ連日の暴食で胃が弱っているというべきか。
サルヴァトーレは1,000円ちょっとで楽しめる質の高いイタリアンバイキングだが、通常メニューで単品オーダーしても十分においしいとわかった。三鷹店は税込み1,000円ぽっきりなので、優待券1枚でお会計が済むのもうれしい。