中目黒付近に出る用事があったので、今年から優待拡充されたアクトコールのフツウニフルウツに行ってみた。表参道にある「パンとエスプレッソと」はかなりの人気らしいが、土曜日のフルウツの方も果たして大行列だった。
店名も謎だが、外観もよくわからないデザインだ。食べログを見ると350円のフルーツサンドでわりとリーズナブルに感じる。何の変哲もない食パンに生クリームと輪切りの果物を挟んだだけで確かに普通だが、なぜこんなに人気があるのかわからない。
平日に再挑戦して、やっと話題のサンドイッチを試すことができた。
代官山おしゃれツタヤ隣のハワイ料理店
行列に並ぶ余裕はないので、近隣で歩ける優待店を探して代官山のアロハテーブルに行ってみた。ゼットン系列の原宿・渋谷店舗と同様に、ワンプレート1,000円~相場のハワイ料理を提供してくれる。
クラインダイサムな蔦屋書店に併設されたレストランで、開業時はトライアスロン用品のショップだったと思うのだが、そちらは千駄ヶ谷に移転してアロハテーブルが入ったようだ。ハイソなヒルサイドテラスのストリートに店舗を構えるには、トライアスロンは少々ハードコア過ぎたのだろう。
16時頃の中途半端な時間帯だったので、店内もテラス席も多少空席があった。メニューはロコモコあたりが無難だが、エッグベネディクトがあるのに気づいた。先日横浜のエッグスンシングスで初めて食べて感激したので、味を比べてみようと思ってハーブチキンの方を頼んでみた。
アロハテーブルにはスープバーが併設されており、ターメリックジンジャーという変わった味だった。具は入っていないが、生姜ベースでいろんな香辛料が入った複雑な味がした。
ベネディクトの味はエッグスンが上か
アロハテーブルのエッグベネディクトはエッグスンシングスと同じくらいの価格帯で、大盛りポテトの代わりにサラダとフルーツが付いてくる。形も色味も似ているが粒胡椒でなく謎の赤い粉がまぶされている。
下層のマフィンがアロハテーブルの方は若干硬めだった。そのため、エッグスンシングスのようにスプーンだけで切れず、ナイフとフォークを使って食べる必要がある。ソースは若干薄めな印象で、付け合わせの野菜は賑やかだが、本体のクオリティとしてはやはりエッグスンの方に軍配が上がると思った。ただし本家は土日ともなれば行列必死なので、手軽にエッグベネディクトを食べられるお店として、アロハテーブルは便利ともいえる。
ハワイ料理はアサイーとか野菜が多くてヘルシーに見えるが、スパムや揚げ物も多くメニューによってはファストフードともいえる。調理法はシンプルに見えるが、お値段は少々高めだ。
リゾートっぽいお店の雰囲気は好きなので、ゼットンの株主優待を使って、他のアロハ系列店も試してみたいと思う。