柿安株主優待~口福堂で団子とどら焼き和菓子千円詰め合わせ

地味な銘柄だが、柿安の株主優待を和菓子の口福堂で使うことができる。精肉の方は高級すぎて、1,000円そこらの優待券では役に立たないので、単価が安い和菓子をもらうに限る。

いつも通り優待券をドキュメントスキャナーでスキャンしたら、よれてミシン目が破れかかってしまった。「切り取り無効」と書かれているので焦ったが、1/4くらいつながった状態でお店に持って行ったら問題なく取り扱ってもらえた。

武蔵小杉の口福堂

武蔵小杉のららテラス、道路側の入り口から入ってすぐに口福堂がある。デパートの食品売り場は、お土産を買うときくらいしか寄ることはない。和菓子といえば、たまにコンビニでどら焼きや草餅を買うくらいだ。

駅前のおしゃれな百貨店だが、木箱におはぎや団子が並べられていて田舎の茶屋のようだ。たいそう値が張るかと思ったが、おはぎが100円、みたらし団子は1串70円と意外とリーズナブルだった。どら焼きコンビニで買うより多少高いくらいだが、2倍もするというほどではない。

優待券が1,000円分あるので、どら焼き3種に団子とまんじゅう、ほぼ全種類を試すことができた。お店の人には手間をかけて悪いが、団子は1串ずつプラスチックのケースに入れて渡してくれるので、買い食いするのにちょうどよい。駅のホームで電車を待つ間に、むしゃむしゃいただくことにした。

団子もおはぎも柔らかくておいしい

団子は小ぶりで上品な感じだ。みたらしとよもぎが2個ずつ刺さった「よくばり団子」がなかなかおいしい。

「さつま芋まんじゅう」は芋の割合が多く、ふかふかして柔らかい。

瀬戸内レモン果汁を使用したレモン味のどら焼きは、ほんのり香る程度のフレーバーだが、新鮮な食感だった。

口福堂の和菓子は総じて鮮度が高いのか、コンビニの団子より口当たりが柔らかい気がした。逆に、乾燥して固くなった餅が好きな人には向かないかもしれない。

団子1本70円から買えるので、出先で小腹が空いたらコンビニで菓子パンを買うより、粋に和菓子屋に寄るのもありだろう。添加物も少なく健康的な気がする。