ココス日替りランチは火曜のカレーチキンがおすすめ(ゼンショー優待)

ゼンショーの株主優待券でファミレスのココスへ。ココスジャパンも上場しているので、そちらやジョリーパスタの優待券も共通に使える。

ココスの朝食バイキングはたいてい休日のみ

ココスが他のファミレスと違う点といえば朝食バイキングの存在だ。ビッグボーイやステーキガストのように終日実施でなく、早起きしないと食べに行けないというハードルがある。しかし寝る前に大食いするよりも、朝食をもりもり食べて一日をスタートした方が体によさそうだ。

ココスの朝食バイキングは、土日祝日しか行っていない店舗が多い。一部、平日も実施しているところがあり、休日より100円安い680円(税抜き)で食べられる。今回向かったココスは週末オンリーの店舗だった。

お店の看板に目立つように「週末(だけ)朝食バイキング」と書いてある。しかしわざわざ混んでいる休日に行って100円増しで食べるのは癪である。

ミックスグリルを超えたメガグリドル

ほかのファミレスと比較するため、最安の日替わりランチを試してみた。平日限定で税抜630円でライスorパンにスープバーが付いてくる。ガストやステーキガストと同じシステムだが、あちらは税抜499円なので、ココスの方が100円強割高になる。

日替わり以外のランチメニューが結構ユニークで、890円で500gオーバー、1,320kcalのメガグリドルランチが存在する。よくある盛り合わせのミックスグリルも790円で用意されているが、プラス100円のメガグリドルの方がコスパが高そうだ。直方体に整形カットされたビーフハンバーグステーキ180gも興味深い。

カレーチキンは絶品だが他は…

火曜日の日替わりは「カレーチキンステーキ&牛焼肉」。ほかの曜日はハンバーグやアジフライ、コロッケなどガストとそっくりの品揃えだが、カレーチキンというのは変わっている。

実際に食べてみると、単なるカレー味というよりはインド料理のタンドリーチキンに近い凝った味付けだった。お皿の大きさに比べて量は小ぶりだが、ソースが濃厚でなかなかおいしい。一方の焼肉の方はほんのちょっぴりで、ほとんどタマネギしかなかった。

もう一点残念だったのは、石窯パンが表面だけほんのり温かいだけで、中身が冷蔵庫からそのまま出してきたように冷たかったことだ。満席で混雑していたこともあるかもしれないが、ガストもステーキのどんも、ランチのパンは熱々で出してくれるので物足りない。

ココスの石窯パンとはこういう冷製のものを指すのかもしれない。そう思えば食べられないことはないのだが。

マッドパイ半額券はウェブから無料で入手可

すかいらーく系のファミレスと同様に、ココスでもお会計時にクーポン券をもらえた。7月の第1週限定で「桃とベリーのマッドパイ」が半額の440円になるようだ。

マッドパイといえば、同じゼンショー系列で新宿にあるメキシコ料理のエルトリートを思い出す。タコスやファヒータで腹を膨らませたあとに、デザートで890円のマッドパイを選ぶのはなかなか勇気がいる。

メニュ-に「2~3名でどうぞ」と書かれているが、トルティーヤ上にうず高く盛られたアイスは圧巻だ。エッグスンシングスのパンケーキに乗っている生クリームがぎっしりしたアイスクリームに置き換わったイメージで、確実に胃袋を破壊する。

マッドパイはMadでなくMud

マッドパイは「狂った(mad)」だと思っていたが、エルトリートのつづりを見ると「泥のような(mud)」という意味だった。どちらでもニュアンスは変わらないかもしれないが、ココスのマッドパイの実力はどうだろうか。

ココスの店頭でもらえるクーポン券でなくても、ウェブから印刷した紙で半額になるようだ。割引券を束にしてメルカリで売っている人もいるが、半額券は公式サイトから無料で入手できる