ビッグボーイ、略してB-Boy。
ゼンショーの株主優待券は使い道が多いが、ここではビッグボーイのサラダバー食べ放題で満腹になる方法を紹介する。
ゼンショーの株主優待(お食事ご優待券)
店舗数日本一の牛丼チェーン、すき家を抱えるゼンショーホールディングスでは、100株で年2回、500円の優待券を2枚ずつもらえる。年間で2,000円相当で、現在の配当利回りは2%にも満たない。正直、牛丼株では一番魅力に乏しい銘柄だ。
だが優待券が使えるグループ店舗としては、ファミレス、うどん屋から回転寿司にメキシコ料理まで、業界随一のバリエーションを誇る。その中で、貴重なゼンショー優待券を使うのにおすすめの店はビッグボーイ、そしてサラダバーの単品注文だ。
500円の優待券、すき屋でもなか卯でも、めいめい好きなものを頼めばよいと思うのだが、バイキングで遠慮なく食べられるというのは特別な誘惑を感じる。
ビッグボーイのサラダバー料金と内容
ビッグボーイやステーキガストなど、ドリンクバーだけでなくサラダバー・スープバーもそなえたファミレスが増えている。たいていはメインの肉料理にライスとセットで頼むのが普通だが、実はサラダバーを単品で頼むというオプションも存在する。
ビッグボーイのメニューでは、「サラダ単品590円(税抜)」、「単品BigBoyバイキング790円(税抜)」となっている。一番安い「手ごねハンバーグ」のバイキングセットで990円(税抜)なので、「200円で肉がつくならまあセットで頼もうか」と普通は考えるところだ。そうして、「もうちょっといいステーキか、炙り大俵のハンバーグというのもうまそうだな…」とか考え始めると、1,200円、1,300円…と金額もアップしていく。
ここは優待券を大事に使うため、いさぎよくサラダを単品で頼もう。料理の待ち時間もゼロだ。
サラダのラインナップは店舗によってまちまちだが、自分はオクラや、ほうれん草ごまあえの和風おかずを好んでよそっている。普段なかなか食べない、杏仁豆腐や、みかんドルチェのデザートも、ここぞとばかりに盛りまくる。好物のコーンスープは3杯はおかわりする。
ビッグボーイに来たら、肉やプレートの盛り合わせで腹を膨らませるよりも、とにかくサラダバーをかき込んで日ごろの野菜不足を解消する。そしてチケット1枚の500円から足が出た部分は現金払いで、優待分を余さず使い切るのが自分流だ。
サラダ単品とバイキングの違いが謎
最終的に支払う料金だが、店舗やスタッフさんによって運用が違うのか、上記の「サラダ単品」と「単品BigBoyバイキング」で伝票がまちまちだったりする。そもそも、サラダバーの内容にスープバーは含まれているようなので、それにライス&カレーをつけると、あるいはドリンクバーまで含まれるのがバイキングなのか、違いがよくわからない。ドリンクなしのサラダ・スープ・カレー食べ放題がバイキングメニューだと思っていたのだが、たまにサラダ単品の安い伝票になっていて、とまどうときがある。
回転寿司のように、特に会計時になにを食べたかチェックする仕組みもないようだ。次回は店員さんに詳しく聞いてみようと思う。
まあそれでもゼンショー100株なら年に2,000円、4回分プラス差額現金払いのサラダパーティーと贅沢なイベントなので、誕生日やクリスマスなど特別な日にBig Boyを活用するとよいだろう。