序盤は勝手にレベルが上がって補充されるので、意味も理解せずプレイを続けることができた。しかし「ジュエル未使用縛り」というルールを設けると、回復剤・レベルアップ・自然回復の3つ以外に、消耗したスタミナを増やす手段がない。
時間の経過にともなう自然回復に任せるとすれば、毎日のプレイ時間を捻出する工夫が必要になる。仕事や睡眠時間を駆使した、効率的なスタミナ回復が欠かせない。おすすめのスタミナマネジメント方法と、最近行っている日々のルーチンワークを紹介しよう。
本記事では、おおよそ「主力パーティーの戦闘力2万、プレイヤーランク100以上」のユーザーをイメージしている。ちょうどこのあたりがゲームに飽きてくる頃合いと思うので、ロマサガ リ・ユニバースで遊び続けるコツのようなものも考えてみたい。
スタミナ消費・回復の効率化
ロマサガRSでガチャに次ぐ課金インセンティブは、スタミナ回復だ。レベル上げしたくても、戦闘回数に縛りが設けられている。ゲーセンで硬貨をつぎ込むように、ジュエルや回復剤を投入し続けないと遊ぶことができない。
一方で、スタミナは3分で1回復するシステムになっている。プレイヤーランク117だと、スタミナの上限量は151。0から150まで全快させるには7.5時間かかる。
その間にレベルアップすれば上限分までスタミナが補充されるので、プレイできる時間は自然回復量よりもう少し多い。基本的には、
- 夜中にあと一歩でランクアップするところまでプレイ
- 翌朝バトルして自然回復量+ランクアップ補給でスタミナを最大化
というのが効率的に進める方法だ。このあたりのバランスは絶妙に調整されていて、ランクアップで補給されるスタミナも、次レベルに到達するには足りない仕掛けになっている。
そのため、上記のルールを拡張して、
- 今あるスタミナ分は戦闘ですべて消化
- 仕事や睡眠で長時間空ける前なら、ランクアップぎりぎりで止めておく
- まとまったプレイ時間の取れるタイミングでスタミナ回復剤投入
という方針にすれば、一日のうちでプレイできる時間を最長に延ばせる。無課金&ジュエル縛りでは、こうしたスタミナ消費の効率化が非常に重要だ。
毎日の習慣
戦闘力2万、プレイヤーランク100を超えたくらいから、毎日やることが以下のルーチンワークに落ち着いてくる。
朝起きたらやること
- 無料ガチャを回す
- 道場の遠征設定、訓練ENG補給
- デイリークエストの財宝収集を一軍パーティーで2戦
- デイリークエストの洞窟修練を一軍+育成キャラで2戦
- スタミナが尽きるまで周回バトル(時間があれば)
夜寝る前にすること
- スタミナ0もしくはランクアップ直前まで周回バトル
- 深奥の密林調査でパイロヒドラ2戦(余裕があれば)
定番周回クエスト
- 序盤~中盤は遺跡潜りで装備品進化用の石集め
- 石が余るようになったらメインストーリーで装備品 or 覚醒素材集め
- 装備品も覚醒素材も足りたら、Very Hardの手ごたえあるクエスト周回
- 休日など暇があるときに、螺旋回廊やツヴァイクなどイベント消化
デイリーやメインのクエストは、基本的にオートで周回できる難易度を選ぶ。頭を使ってマニュアル操作するのは、暇なときのイベント戦くらいだ。
密林調査もコンスタントにこなさないと、「調査チケット」は10枚までしか持てないルールになっている。あふれたチケットは捨てざるを得ないので、オートで回せる低レベルのパイロヒドラでも、暇なときに叩いておいた方がいい。
このくらいのレベルになると、アイテムや進化素材も一通り集め終わり、必要なときにドロップ補充する程度で足りる。やることが少なくなってきて、時限付きのイベントがなければVH 4-1-5など、定番クエストを周回する日々になる。
飽きない工夫
実体験からすると、何となく今のロマサガRSは戦闘力2万程度、Very Hard 4-5-1到達くらいから、急にやることがなくなって飽きる傾向がある。ここでしぶとく遊び続けるには、メインパーティー以外の二軍、三軍を育成するのがおすすめだ。
優先順位からすれば、育成すべきは「すでにSSが存在する同一キャラのS~Aスタイル」だろう。いずれガチャで巡り合ったときにそなえて、継承用の技・術をひらめかせ、HPや各能力値を上げておくことが推奨される。
あるいは今後、実装されそうなキャラを予測して育てておくという賭けもできる。別に発表されてから遠征させまくれば、中レベルの強さまでは促成栽培可能ともいえる。実戦で鍛えて、即時帰還チケットを温存する程度の心がけだ。
マイナーキャラを育てる楽しみ
また、プレイの幅を広げる意味で、おもしろそうなスキルを持ったマイナーキャラを育ててみるのもありだ。打撃メインのパーティーなら、術使いを育成してみると勉強になる。
たとえば全体スタン付与の「足がらめ」、単体魅了付与の「ハートシーカー」など、ダメージは少ないが特定クエストで役に立ちそうな補助技が存在する。ひらめくことができるキャラも少ないので、育てておけばいずれ脚光を浴びるシーンが出てくるかもしれない。
あとは旧作キャラへの思い入れとか、イラストやドット絵を見て気に入ったキャラを育てるという楽しみ方もある。RPGとしてシナリオのクリアより盆栽みたいな趣味に近づくが、弱小キャラを選んでもそこそこ遊べるというのがロマサガRSの強みだ。
スタイル一覧の下の方を見ると、「こんなの持ってたっけ」という変なキャラがいたりする。旧作の脇役から微妙な敵キャラまでスタイル化されているので、元ネタや由来を調べる楽しみもある。
余興で育成中のAキャラについては、また別のところで紹介したい。
ウィークリーミッションの育成縛り
マイナーキャラを育てる楽しみ方にも注意点が存在する。ウィークリーミッションの中にある、「技・術を10回修得」という鬼畜な条件だ。→これは2月のアップデートで廃止された
短期間で必要以上に技をひらめかせてしまうと、それ以降のウィークリーミッションで使えるネタがなくなってしまう。似たような条件で「装備品のLvアップと進化」は、素材とオーラムをつぎ込めば何とかこなせる。
しかし現状でキャラの数に限りがある以上、技・術の修得回数にはいずれ限界が来る。ひらめき元のキャラを温存して、ウィークリー達成の限界を先延ばしするのが賢明といえる。
毎週もらえる500ジュエルの価値
もっとも、12月のリリース直後からプレイしている古参ユーザーには、かなり不評なこの「育成縛り」といえるルール。いずれ撤廃される可能性もあるが、1月末までしぶとく残っているところを見ると、案外変わらないのかもしれない。→案の定なくなった。運営側のフレキシブルな対応を評価したい。
週ごとのミッションコンプリート報酬は500ジュエル。無課金プレイヤーにとっては、そこそこうれしいオプションだ。特にクエストを初回クリアし尽くした後の終盤で、まとまったジュエルをもらえるのはありがたい。
一方、課金ユーザーから見れば、たったの500ジュエル。せいぜい500円相当の価値しかないのだから、ウィークリーミッションは無視してお目当てのキャラを好きなだけ育てた方が幸せともいえる。