楽天証券や楽天銀行のキャンペーンをうまく使うと、万単位で楽天ポイントを手に入れることができる。FX関連は鬼畜だが、投資信託は適当にボラティリティの低いバランスファンドにでも有り金をつぎ込んで期間中寝かせておけば、ぼろ儲けである。ノーロードなら手数料もたいしてかからない。
楽天ポイントを使える実店舗が増えてきた
ポイントはそのまま楽天市場での買い物や、楽天トラベルで高速バス・宿代に使ってもよいが、最近は街中の実店舗でも使えるところが増えてきた。楽天市場アプリとは別に、楽天ポイントアプリを入れておくとスマホ上のバーコード表示でポイント決済できるので便利だ。
楽天ポイントが使えるお店としては、メジャーどころではミスタードーナツ、くら寿司、ペッパーランチなど。最近マクドナルドでも楽天ポイントが使えるようになった。
飲食店以外ではサークルKサンクスやツルハドラッグ、家電屋のジョーシンやガソリンスタンドの出光のほか、引っ越しや競輪など意外なところでも利用できる。ファミレスは含まれていないが、対応店舗の数としてはTポイントやQUOカードをしのぐ普及率といえる。
期限間近のポイントはミスドで使い切る
株主優待券と併用してミスドで使ってみたが、レジでのバーコード読み取りは問題なかった。ステーキのどんなどTポイント加盟店でもアプリは非対応のところが多いので、店舗導入のスピード感はさすが楽天である。
ミスドなら税込37円のドーナツポップから選べるので、期限が近い期間限定ポイントを消化するのに便利である。楽天市場で少額決済しようとすると、無駄に送料がかかってしまう。街に出てコンビニやミスドの実店舗で使った方が早い。
しゃぶしゃぶ温野菜の定食ランチは千円以下
飲食店の中に、わりと高級な「しゃぶしゃぶ温野菜」がラインナップされていたので、ためしに行ってみた。カニや黒毛和牛のしゃぶしゃぶもあり、庶民には何となく敷居が高いお店だ。
駅前のビルの2階にひっそりたたずんでいて、平日12:30のランチコアタイムなのに他に1組しかお客さんがいない。しゃぶしゃぶどん亭は駐車場直結で便利だが、駅前とはいえやや不便な立地だ。まあ、平日の昼間から90分も食べ放題する人はいないのかもしれない。
お昼の食べ放題は豚と国産銘柄鶏のミックスで1,780円より。制限時間は90分でラストオーダーは60分だ。やや時間が短く肉の種類も限られるが、2,000円以下ならリーズナブルといえる。
一方、食べ放題でないしゃぶしゃぶ定食は鶏肉オンリーの780円(税込842円)から用意されている。豚肉や牛肉を加えると徐々に高くなっていくが、とりあえず初回は最安のしゃぶしゃぶランチでOKだ。
特に注文しなければ、釧路根昆布だしとたまり醤油の2種類のだし汁が出てくる。たまり醤油の方は溶いた玉子につけて、すき焼き風にいただくようだ。
タレが薄まらない野菜の取り皿
780円の最安ランチでも、卓上に2種類のだしと野菜、お肉が用意されて賑やかになる。一人焼肉ならぬ一人しゃぶしゃぶというのも豪華なものである。ご飯大盛りで注文してみたら、焼肉いちばんの土鍋並みにたっぷり盛ってきてくれた。
野菜用の取り皿が変わっていて、微妙な大きさの穴が開いたトレーが載っている。ここに野菜を載せると、だし汁が下に落ちてポン酢やごまだれが薄くならないという工夫だ。
金網のザルだと食べにくそうなので、具が落ちずに箸でつまみやすい、絶妙なサイズにアレンジされた穴なのだろう。確かにざるそばや鍋を食べていて、つけ汁が薄くなっていくのは毎回気になる。地味だが素晴らしい発明だと思う。
鶏のつみれはよく火を通すべし
薄切りの鶏肉はさっとあぶって2口くらいで終わってしまった。このはかなさがしゃぶしゃぶといえるが、やはり食べ放題でなくては腹持ちしない。ご飯を大盛りにしておいてよかった。
だし汁が沸騰したので火力を落としたが、つみれの方はなかなか火が通らなかった。しゃぶしゃぶ感覚でお湯にくぐらせても中身は生っぽい。一応、鶏肉なので、しっかり茹で直してからいただいた。コリコリした軟骨の分量が多くて、なかなか歯ごたえがある。
最近よく行く焼肉ランチに比べると、しゃぶしゃぶはあっさり終わってしまったが、平日のランチで早めに済ませるには向いている。しゃぶしゃぶのチェーン店といえば、アークミールのどん亭には度々お世話になっているが、ワンコインランチばかりで普通のしゃぶしゃぶを食べたことがない。
他にも大手チェーンでは、すかいらーく系のしゃぶ葉がある。株主優待が改良されて大量の優待券が届くはずなので、今度比べてみたいと思う。