長期出張なら水着を持って行って、ホテルや近くのスポーツセンターで泳げるところながないか探す。岐阜の出張にも水着は持ってきたが、近隣に冬でも泳げる温水プールがひとつもなかった。1か月も泳いでいないと、さすがに体がなまってくる。少し遠出して、掛洞(かけぼら)にある公営プールに行ってみた。
岐阜の山奥にあるゴミ焼却場併設プール
近く(といっても20km先くらい)の谷汲温泉と、おおの温泉にエクササイズ用のプールが併設されているが、問い合わせたところ距離は17mくらいとのことだった。
夏季限定のファミリー向けプールはあるが、どうやら本巣市にそれ以外の温水プールは存在しないようだ。少し範囲を広げて検索すると、岐阜市の北西に「プラザ掛洞」と呼ばれる施設があり、25mの温水プールがあるとわかった。
山の中のゴミ焼却場から出る余熱を利用した温水プールで、岐阜市内から来るにはちょっと不便な場所にある。樽見からアクセスする場合は、国道157号から県道79号に乗り換え、約17kmで到達できる。
自転車で向かってみると、県道に入ってからは起伏の多い峠道だったが迷わず辿りつけた。
距離25mで連続遊泳レーンは2本あり
プール単体の料金は300円で、浴場との共通券は610円。今回はそのまま風呂に入って帰ろうと思い、共通チケットを買った。夏場であれば軽くシャワーだけ浴びて帰る人も多いだろう。料金は東京と同じくらいだが、利用時間に制限がないのはうれしい。
プールは1時間ごとに10分間の休憩タイムがある。ウォーキングや自由遊泳と別に、連続で泳ぐ人用の高速コースが2本確保されている。平日の昼下がりだったが、2レーンとも2~3人はいて混んでいた。
浴場は温泉でないが、プールと別料金を取るだけあって広々したつくりだった。サウナと水風呂は備えてある。
ゴルフ場の脇に激坂
プラザ掛洞から岐阜北カントリー倶楽部へ上る、かなりきつそうな坂道が見えた。地図を見ると、ここを進めば157号まで合流できるらしい。
ゴルフ場近くで大きく蛇行している部分は傾斜がきつそうだ。山の中にあるゴルフ場といえば、激坂にめぐりあう確率が高い。岐阜の掛洞も例外ではなかった。