先日購入したFitbit Charge 2は、現在発売中のスマートウォッチの中では、機能と価格のバランスがよいと感じる。デザイン性もApple Watchに引けを取らず、時計代わりに毎日使用しても問題なさそうだ。
一点だけ、本体画面の日本語表示がいまいちしっくりこないという欠点がある。いろいろ調べて、ウェブサイトやカタログの製品イメージ通り、英語に設定変更できた。
Fitbit画面の漢字はレイアウトが崩れて何か変
時計ディスプレイの設定をいじっていて気付いたのだが、月・日・曜日が日本語で漢字表記され、数字フォントと大きさがずれて、がたがたした見た目になってしまう。
一文字で意味を表せるので漢字は優れていると思うが、フォントに統一感がないのはかなりマイナス要素だ。スティーブ・ジョブズかジョナサン・アイブなら真っ先に直すだろうと思うが、Fitbitではあくまでコスト削減が優先されたのだろうか。
中途半端な見た目になるくらいだったら、いっそ日本語対応などやめて英語に統一して欲しかった。しばらく使いこなせるようになるまでは、日本語表示の方がわかりやすくて便利かもしれないが、見れば見るほど気になって仕方なくなってきた。
スマホやアプリの言語変更は意味がなかった
サポートサイトで調べたところ、スマホ側の言語設定を変えればいいらしい。試しに英語設定にしてみたが、アプリの言語が変わるだけで、本体側は同期しても日本語のままだった(確かにヘルプには「Fitbitアプリの言語も変わります」としか書いていない)。
当然、スマホのOSや他アプリもすべて英語表示になってしまうので、これは使いにくくていただけない。
次に、FITBIT.COMダッシュボードの設定で国名を米国にしてみたが、こちらもブラウザ上の表示が英語になるだけだった
どちらもFitbit端末本体の言語設定とは関係ないようだ。
アプリのアカウント設定で国を変えたらうまくいった
念のためもう一度調べてみたら、ヘルプサイトの後半に「デバイスの言語を変更する」方法がちゃんと書いてあった。
「Fitbit BlazeまたはFitbit Surgeをご利用の場合」と冒頭にあったので、てっきりCharge2には関係ない記事と早とちりしてしまった。
「①[詳細設定]で[地域の自動検出]をオフ」と書いてあるが、そんなオプションはアプリにない。正確には、画面左のメニューから「アカウント」を選択し、右上の歯車アイコンをタップすると設定画面に移れる。
ここで「自動的に設定される場所」がオフになっていることを確認し(デフォルトでオフ)、「場所を選びます」で適当にUnited Statesなど選べばよい。
すると、Charge 2のデバイス画面に戻った時に、ソフトウェアのアップデート通知が出ているはずだ。ここは日本語と英語が混じった変な表示だが、気にしないでおこう。
画面の指示に従い更新をかけると、製品の初期設定でファームウェアをアップデートしたのときと同じ状態になる。5~10分かかるとあるが、実際は2分くらいで済んだ。
最初は更新に失敗したようで「再試行」の画面が出ていたが、この時点でFitbit本体の言語表示は無事英語に変わっていた。
念のため各画面をチェックしていて、「Run」の画面が文字化けしているのに気付いたが、何度かローテーションしていると正常に戻った。
うむ、やはり英語の方がだいぶ見た目がましだ。今日は知らない間にあちこち徘徊していたのか、3万5千歩も歩いていたようだ。Fitbitのおかげで日々のウォーキングに張りが出る。
FitbitCharge2の微妙な日本語表記が気になる人は、英語設定をぜひお試しあれ。