SBCのヒゲ脱毛をはじめてから15か月経過。施術間隔が2か月おきになったせいか、ヒゲの減り具合はペースダウンしたように感じる。特にヒゲの濃い鼻の下から口のまわりはまだ半分も脱毛できてない気がするので、このまま4年間で完全脱毛できるのか不安になってきた。
無制限プランでも施術は2か月おき
SBCのヒゲ脱毛無制限プランでは、1年経つと毛周期の関係で2か月以上間隔を開けないと予約を取らせてもらえない。毛周期というのは個人差も多いようなので、できれば1か月おきでも頻繁にレーザー照射して早めに脱毛を終わらせたい。毛根が育つより早く熱を当てても意味がないとはいわれるが、毛周期は連続的に繰り返されるので効果はゼロでないはずだ。
どう考えても頻繁にレーザーを当てた方が早く終わると思うが、そこはSBCの営業上の都合なのだろうか。クリニックはいつも混んでいるので、無制限プランのお客さんに予約を取られ過ぎるのは避けたいのだろう。
どうでもいいが、最近SBCの会員カードが紙素材からプラスチックになって高級感がアップした。微妙にラメ入りでゴールドのロゴが輝くカードは、携帯してもあまり恥ずかしくない。ダンディなおじさんを目指すなら、さりげなく財布に脱毛クリニックのカードを忍ばせておきたいものだ。
とはいえ今は2か月おきの利用なので、病院の診察券と同じく必要なときしか持ちださない。SBCは店舗のつくりや備品など、全体的に素っ気ない感じでコストを抑えているのが逆に好感を持てる。カードの質を無駄にグレードアップするより、肝心の脱毛料金を値下げしてほしいものだ。
SBCの4年間無制限プランは廃止
久々にSBCの脱毛ウェブサイトを見ると、いつの間にか4年間無制限プランが消えていた。代わりに痛みの少ないメディオスターの料金が半額以下に改定されて、従来のアレキサンドライトと同料金になっている。
ジェントル・レーズの強烈な刺激を経験した身としては、痛みの少ないというメディオスターを試してみたい。しかし旧無制限プランの人は、相変わらずアレキサンドライトしか選べないようだ。
現行プランを検討すると、ヒゲの完全脱毛を目指すなら「上口ヒゲ、アゴ、アゴ下3部位」プラス「もみあげ周囲・頬」の組み合わせが必要になるはずだ。人によってはさらに首パートも追加することになるだろう。
3部位と頬で各6回、29,800円×2=59,600円(税込)かかるとして、12回受ければ119,200円。旧4年間無制限プランが、3部位&頬で132,980円かかったので、新料金12回分に3部位だけあと1回(9,800円)追加すれば同料金といえる。
12回程度では完全脱毛できない
13万強で12~13回はヒゲ全体にレーザー照射を受けられるという改定後の新サービス…無制限プランで15か月経過した実感としては、その程度の回数で完全脱毛できるとは到底思えない。
仮にSBCの指示どおり、最初の1年間は毎月、それ以降は2か月おきに施術を受けるとして4年間の実施回数は最高30回。これだけレーザーを当てても本当に全パート永久脱毛できるのかは半信半疑だ。
自分のヒゲの濃さは人並みだと思うが、完全にヒゲをなくすには想像以上に時間がかかるとわかった。個人差があるとはいえ、59,600円で6回施術を受けた程度では、「ちょっとヒゲが薄くなったかな」くらいで終わってしまうだろう。
どうもクリニックや脱毛レビューサイトの回数見積りは甘すぎるように思う。標準的な男性が本気でヒゲ脱毛したいなら、3年間・20回以上は確実にレーザー照射が必要だろう。今からクリニックを選ぶなら、通常6回コース終了後に3年間追加1回100円で施術を受けられるゴリラクリニックの方がベターといえる。
ただしゴリラ脱毛も追加分の照射間隔は12週(3か月)という制限を設けているので、実質的には3年間といってもマックス12回だ。通常6回との合計18回では、完全脱毛にまだ足りない気がする。
脱毛クリニックのサービスは、この1年でやや改悪(実質値上げ)されたのではなかろうか。SBCのプラン値下げのように初期費用は安くなったといえるが、少なくとも本気でヒゲ脱毛をめざそうと思ったら従来の無制限プランより割高になる計算だ。
医療レーザーと家庭用脱毛器の組み合わせ
クリニックの医療用レーザーであらかたヒゲを処理したあとは、家庭用のレーザー照射器をこつこつ当てて仕上げするという方法もある。アマゾンのセールで買ったアイリスオーヤマのエピレタで足の脱毛を続けているが、少しずつ効果が表れてきた。
エピレタは医院の専用機に比べると出力は弱いが、照射回数の限界が来るまで好きなだけ当てられるという気軽さがある。自分でレーザーを当てるのは面倒だが、人にやってもらったとしても痛みは同じ。ただしクリニックのお姉さんに施術してもらった方が、寝ながら痛みに耐えるだけなので楽とはいえる。
また、2週間おきの脱毛・レーザー照射ルーチンを守るのに、自分ひとりだと少し根気がいる。独学するより、お金を払って予備校に通った方が勉強する気になるのと同じ心理だろう。エピレタの痛みもゼロではないので、事前に毛を剃る手間も考えるとついついおっくうになってしまう。
日焼け肌へのエピレタ照射は激痛
7月の梅雨明けを迎え、夏の日焼けシーズンがやって来た。昨年から1年中顔に塗りたくってきたビオレのUVマイルドケアミルクもなくなり、そろそろ2本目に突入するタイミングだ。SPF値は30とやや低いが、さらっとした乳液感覚で手軽に使えるので、またリピートしたい。
たまたま6月の夏至近くに、鹿児島県の徳之島~奄美大島を観光してきたら、予想以上に日焼けしてしまった。自転車であちこち駆け回っていたら、顔は日焼け止めを塗っていたのでまだましとしても、足の膝から下は皮がむけるくらい真っ黒に焼けてしまった。曇りの日も多かったが、沖縄近くの緯度で6月の紫外線は半端でなかったようだ。
SBCで施術前の日焼けは厳禁といわれているが、家で脱毛する分にはどうなのだろう。試しにいつものペースでエピレタを照射してみたら、足の日焼け部分は飛び上がるほどの激痛を感じた。出力控えめのエピレタでこの刺激なのだから、日焼け肌にアレキサンドライトの強力レーザーを当てたらショック死するに違いない。
足は意外と日焼けする
思い起こせば、春先から膝小僧の上らへんにエピレタのレーザーを当てると痛みが強いと感じていた。膝の上は皮膚が柔らかくて、ここだけ痛覚が敏感なのかと勘ぐっていたが、どうやら原因は単純に日焼けだったようだ。
ショートパンツを履いて自転車に乗ると、真っ先に焼けるのは首筋、腕と膝の上部分だ。暖かい季節は短パンで過ごすことが多いが、日ごろ買物や外食のため自転車で外出する際に、じわじわ日焼けしていたと思われる。
せっかく処置前に足の毛を剃ったので、日焼け部分にも我慢して家庭用の光脱毛器を当ててみたが、さすがに耐えられる痛みでなく中断した。ターゲットの毛根細胞でなく、メラニン色素がたまった他の細胞にエネルギーが分散しているようで、無理にレーザーを当てても効果が低そうに思う。
足については、しばらく安静にして日焼けが落ち着いてから脱毛を再開するか、夏の間は思い切ってあきらめるという選択肢もある。顔はまだしも、足まで毎日日焼け止めを塗りたくるのは面倒くさい。日焼けしないように外出時は長ズボンを履くというのも、暑苦しくて気が進まない。
夏はいさぎよく脱毛をあきらめるか?
さいわいエピレタの方はSBCのように時間的制限はないので、マイペースで気長に処置していけばよいといえる。夏の間はショートパンツとサンダルで涼しく過ごして、また秋から冬にかけて日焼けが落ち着いてきたら、また足の脱毛を再開すればよい。
万が一SBCのヒゲ脱毛が4年間で終わらなければ、エピレタを援用して脱毛を続けようと思う。その意味では、クリニックと家庭用脱毛器の組み合わせはリーズナブルだといえる。
ただしクリニックのルールによれば、施術期間に自分や他院でレーザーを当てるのは禁止されている。できれば両者を組み合わせて早めにヒゲ脱毛を終わらせたいが、万が一肌によくないということも考えられるので、顔の方にエピレタを当てるのはしばらく見合わせようと思う。