【初心者向け】AdWordsキーワードプランナーの簡単な使い方

Google AdWordsの「キーワードプランナー」について、簡単な使い方をまとめてみた。企業や商品のサイトを設計するプロには物足りないかもしれないが、アフィリエイト目的の個人ブロガーなら、このくらいで十分だろう。

効果的な関連キーワードを最短で探す方法

メインテーマにしたいキーワードを入力すると、関連キーワードとの組み合わせが、関連性の高い順にリストアップされる。ここで、「月間平均検索ボリューム」という見出しをクリックすると、検索数が多い順にソートできる。

※もっと詳しく分析したければ、csvファイルをダウンロードしてエクセルで開き、「月間平均検索ボリューム」をキーにソートすればよい。候補が数百以上あれば、エクセルの方が読みやすい。

リストの中で、サイトの内容に合っていて、しかも順位の高い第2、第3のキーワードを選定する。あとは、選んだキーワードをタイトルや見出し、文中に適度に散りばめていけばよい。

例えば「ミニマリスト」だと単体で165,000件あり、関連性の高いキーワードとしては「ブログ、部屋、服、持ち物」など。関連語で「女性」が意外と検索数が多いので、サイトのデザインは女性をターゲットにもっと柔らかくした方がよいか、なども思いつく。

また、検索時のオプションで「入力した語句を含む候補のみを表示」をオフにすると、メインキーワードの類語も出てくるので、意外と参考になる。


「ミニマリスト」で出てきた類語は、「シンプルライフ」「持たない暮らし」など。単体の検索ボリュームとしては「ミニマリスト」が突出しているので、これは変更しなくてよさそうだ。もし目当てのキーワード以外で順位の高い類語があれば、そちらをメインに変更してもよいかもしれない。

Google検索でもっと簡単に関連キーワードを探す方法

簡単に関連語を調べたい人は、キーワードプランナーを使わず、Google検索でキーワードを入れてサジェストされる語句を見るだけで十分だと思う。

例えば「ミニマリスト」に対しては「部屋、女性、ブログ」などが候補として出て、これはキーワードプランナーの検索結果とほぼ一致している。それぞれの関連語の検索回数まで知りたい場合は、上述の方法で調べる必要がある。

ビッグワードかロングテールか

次に、検索数が多いビッグワードとロングテールワードのどちらを選ぶかという問題がある。それはサイトの趣旨に合わせて判断すればよいだろう。個人的にはメインテーマとして選んだビッグワードを強調しつつ、執筆していれば自然に出てくる共起語や関連するニッチな用語でロングテールを狙えればよいと思う。

参考にした『”王道SEO対策”』の本には、「理想的な検索エンジンが実現してどんなコードでも完璧にコンテンツの中身を評価できるようになったら、そもそもSEO対策は不要でないか」と書かれていた。

結局のところ、キーワードなど意識しない方が自然な記事が書けて、おのずとSEO効果も上がって来るような気がする。