7月31日に日本国内ではじめて行われた、ポケモンGOアプリのアップデート(Android版 ver. 0.31.0)。公式にアナウンスされている変更点も含め、気になった点をまとめてみた。検証端末はドコモ版Galaxy S6 edge。
ポケモン捕獲時に一瞬フリーズする
対象のモンスターやアイテムの種類に関わらず、ポケモンにボールが当たって捕獲されるときのアニメーションが1秒くらい固まるようになった。ボールがヒットしないときは発生しないのだが、有効範囲に当たってボールからビームが出る直前にこの現象が起こる。動作に支障はないが、レアキャラとの対決時にはアプリが落ちたかとヒヤヒヤする。
「博士に送る」ボタンが押しやすくなった
ポケモン一覧画面から処分したいポケモンを選んで博士に送る際、これまでは画面の一番下までスクロールする必要があった。しかも途中に謎の白いボックスがあって邪魔(海外版ではここに捕獲場所を表す地図が出るらしい)なのと、画面最下部中央にある×アイコンと位置がかぶっていて、非常に押しづらかった。
無課金プレイでは、捕獲したポケモンが増えてくると、ボックスを空けるためひたすら博士に送る必要がある。これは有償のボックスアップグレードを買わせるため、意図的に使いにくいユーザー・インタフェースにしてあるのかと思った。ウェブサービスやMLを解約させにくくするのと同じで…。
しかし新バージョンでは、画面右下にメニューアイコンができて、ここから簡単に「博士に送る」を選べるようになった。また、画面下の方の空白の領域もなくなった。できればついでに、不要なポケモンを複数選択して、一気に博士に送れるオプションとかも用意してほしい。
アバターを変更できるようになった
ゲーム開始時に設定したトレーナーのルックスが変更できるようになった。現状で選べるのは性別と服や靴の色くらいだが、今後はアニメ版『ポケットモンスター』のキャラクターや、体型や服装もいろいろいじれるようになるとおもしろい。アカウント名もあまり考えず変な名前にしてしまったので、できれば後から変更できるようにしてほしい。
気分転換に、トレーナーのアバターを女性キャラに変えてみた。金髪にしたら、頭部のポニーテールが、拡大時にイーブイが出たように見えてちょっと紛らわしい。
GPSのズレが大きくなったように思う…
気のせいかもしれないが、初期バージョンよりGPS座標のずれが大きくなったように思う。特に、一度大きくずれて変な場所に飛ぶと、GPSをいったんON/OFFしても現在地に戻らないときもある。
もともと頻繁にGPSが飛んだり、タップ動作を受け付けなくなったり、不具合が多いアプリなので、別の問題が出てきたのかもしれない。普通に操作できて画面も動くが、ポケストップを回しても何も出なくなったり、数十分歩いて一度もポケモンが出なくなったりするのもバグな気がする。とにかくポケモンGOをプレイしていて、何かおかしいと思ったら、アプリかOSごと再起動するのが早そうだ。