中央線の藤野駅に近い、一ノ尾根コースで陣馬山に登ってみた。久々のグループ登山で、茶屋でのランチや神社参拝も含めた観光登山。トレーニングも兼ねて、武蔵五日市駅から和田峠経由で陣馬山の登山口までは走ってみた。
武蔵五日市駅~和田峠
拝島駅から始発に乗って、武蔵五日市駅に6:14到着。
前回調べたハセツネコースの序盤、広徳寺を過ぎた先の三差路は、やはりわかりにくかった。どうやら一番細くて怪しい右側の道が正解で、トレイルを抜けると変電所に続いている。
変電所から舗装路を経て今熊神社に到着。
朝早い時間だと、まだランナーや登山客とも出会わない。その代り、夜の間に張られたクモの巣によく引っかかる。道端の草が伸びて通りにくい部分もあったが、早いペースで入山峠にたどり着いた。
市道山に向かう途中、どこか道を間違えてしまったようだ。気づけば「森久保、関場(バス停)」という道標が見え、鳥切場も通り過ぎたあと。入山峠のトンネル南側あたりで林道に出てしまった。仕方ないのでそのまま進み、醍醐林道経由で和田峠に向かうことにした。
入山峠の南側にはいくつか崩落個所がある。他にも落石や枯れ枝が多く散らばっている林道なので、自転車で下る場合は注意が必要だ。
いったん標高を下げてから、醍醐林道に合流して上り直す。序盤は民家もある平坦な道路。ゲートを過ぎると、徐々に傾斜がきつくなる。とはいえ和田峠の表の道のような激坂ではなく、長い距離をゆるやかに上っていく感じだった。
和田峠の茶屋は9時開店で、わりと早くから営業している。峠の表や裏からロードバイクに乗った人たちが続々上がってくる。和田峠の裏をそのまま8kmほど走って下り、陣馬山登山口バス停に到着。
一ノ尾根経由で陣馬山へ
バス停から始まる一ノ尾根のコースは、高尾山並みに整備されている。手をつくような岩場もなく、尾根沿いだが木立に覆われているので日差しも強くない。
陣馬山に着くと茶屋3軒はどこも大盛況。広い山頂に登山客が100人はいた。持参した弁当や、売店のアイスやラムネをいただき休憩を取る。今日は都心から埼玉方面まで、比較的よく見渡せた。
奈良子峠~明王峠~与瀬神社
帰りは奈良子峠と明王峠を経由して藤野駅へ向かう。陣馬山から高尾山へ向かうルートは道も広く走りやすいので、トレイルランナーが多かった。
途中で与瀬神社のそばを通り過ぎた。高速の中央道が参道を分断してしまったため、あとから大きな歩道橋が架けられている。
相模湖駅で電車に乗ると、藤野方面から帰ってきた登山客でいっぱいだった。高尾駅ではさらに高尾山方面から来る乗客も加わって、通勤ラッシュのような状態になる。
天気のいい5月の休日ということもあり、東京都心から日帰りでアクセスできる高尾山~陣馬山は人気があるようだ。