東京都心から荒川・入間川・多摩川3大サイクリングロードを周回

東京都心から3つの川沿い・サイクリングロードを周回するコースを考えてみた。今回は反時計回りに荒川→入間川→多摩川の順に走った。

入間川STRAVA入間川STRAVA

都心の青山通り~山手通り~国道17号、飯能・拝島の国道299~16号区間は交通量が多く、自転車で走りにくい。それ以外は川の土手をノンストップで走れる快適なサイクリングロード。景色の移り変わりを楽しみながら、平地巡航の練習ができる便利な周回コースといえる。

荒川サイクリングロード

荒川サイクリングロードは基本的に右岸も左岸も自転車で通れる。しかし場所によってはダートになったり、車止めの障害や段差が多くて走りにくいところもある。土手の上に出ないと通行止めになってしまう個所もある。

何度か行き来するうち、都心から指扇までは以下のルートで走るようになった。

  1. 都心から山手通り~国道17号を北上して戸田橋付近から荒川に入る
  2. 対岸に彩湖が見えるまでは右岸(東京側)を遡上
  3. 彩湖の先の秋ヶ瀬橋を渡って左岸(埼玉側)に渡る
  4. 水門前の交差点から土手を北上(秋ヶ瀬公園には下りない)

川沿いの幅が広い道を走りながら、「水門が見えたら土手に上る/対岸に渡る」と覚えておけばよい。

水門があるということは、支流にはばまれ下の道が行き止まりになる。また彩湖の水門近くにある秋ヶ瀬橋は歩道が広くて快適。彩湖から指扇までは左岸に移った方が自転車は走りやすい。

荒川の水門

秋ヶ瀬公園の北側で、一瞬川から離れて田んぼの中の農道を迂回するポイントがある。強風でふらつくと側溝に落ちやすい危険個所だが、一直線なのでスプリントの練習をするには向いている。

荒川サイクリングロードの田んぼ

今日は熊谷を目指さずに、指扇の上江橋(かみごうはし)を渡って入間川のサイクリングロードに合流する。

入間川サイクリングロードの看板

これまでは橋を渡り切ってか入間川右岸に入っていたが、公式ルートでは途中で橋を下りて左岸を北上するらしい。その後、入間大橋から右岸に入ればよかったようだ。確かに途中までゴルフ場の土手を走れるので、左岸から進入する方が快適だった。

入間川サイクリングロード

入間川の土手を進むと、通行止めになっていた。土手の上も下も封鎖されていたので、仕方なく後戻りして下道を走る。

入間川サイクリングロード通行止め

工業地帯の直線道路を2kmくらい進むことになった。日曜なのでトラックも少なく、大井ふ頭のようにロードバイクの練習に使えそうだ。

入間川サイクリングロードの迂回路

入間川のサイクリングロードに戻り、土手の上の休憩スポットでランチ。ボトルには試しに麦茶を入れてきたが、透明容器だと色が毒々しく見える。

ボトルケージにおにぎり

もう一方のボトルケージには、朝自宅で握ってきた玄米おにぎりを差してみた。一合くらいの分量を団子にして、中に梅干しやたくあんを入れる。面倒なので塩は振っていないが、滋養のある玄米なので、調味料なしでも食べられる。最近ツーリングや登山によく持って行く補給食だ。

国道299号~16号

入間川サイクリングロードを走り終えたら、国道299号経由で環状線16号を南下する。

横田基地側の側道はロードバイクで走れるのか疑問だったが、進入禁止にはなっていなかった。基地の前に「自転車走行注意」と書かれた看板があり、確かに大型車の交通量も多いので路肩走行はおすすめできない。基地の近くは大人しく反対側の歩道を徐行した方が安全だ。

横田基地のゲート

横田基地の近くにBLUE SEALがある。沖縄のアイスクリーム・チェーンで、東京にある5店舗のうちのひとつ。先月の宮古島遠征でも何度かいただいた。

横田基地前のブルーシール

ただし、東京では沖縄のコンビニで買うより値段が3倍する。土日休日は行列もできる。味がそれほど違うわけでもないので、適当にコンビニで「爽」アイスを買って補給を済ませた。

多摩川サイクリングロード

その後、拝島橋から多摩川サイクリングロードに入って都心に戻った。前回の反省を生かして羽虫よけのマスクを用意したが、昼間はあまり飛んでいないようだ。菜の花の開花や風速・湿度など、気象条件に応じて羽虫の発生率は変化するのかもしれない。経験的には日中・夜間より夕方に多く飛んでいるように思う。

荒川~入間川~多摩川と3つのサイクリングロードを周回して約130km。その後10kmほどランニングしてブリックトレーニングを済ませた。一部、交通量の多い幹線道路も経由するが、都心を起点に平地走行の練習ができる、周回ルートを開拓できた。