桜と菜の花満開(羽虫も大量発生)の荒川サイクリングロードを走る

暖かくなってきたので、荒川サイクリングロードを熊谷まで走ってみた。帰りは埼玉平野部の県道を乗り継ぎ、飯能経由で拝島に戻った。

荒川STRAVA
荒川STRAVA

4月初旬のサイクリングロードは、菜の花も桜も満開で見ごろ。ただし羽虫も大量に湧いていたので、ツーリングのベストシーズンとは言えない面もある。

山田うどんのパンチ(もつ煮込み)

山手通りから中山道を経て戸田橋から荒川へ合流。河川敷で小規模なマラソン大会が行われていたので、土手の上の方を走った。

荒川のマラソン大会

ランチはいつも通り、指扇の山田うどんで取ることにした。少し川から離れるが、サイクリングロード上にはコンビニはおろか、まともに食事できるところがない。

13時を過ぎていたのに、店内にはめずらしく行列ができていた。

指扇の山田うどん

指扇の山田うどんは自転車乗りが多く訪れるせいか、いつの間にか駐車場にバイクラックが設置されていた。これまでに奥の金網に自転車を立てかけるくらいしか置く方法がなかったので、これはうれしい。

山田うどんのバイクラック

埼玉拠点のチェーン店、山田うどんには地元らしく「肉汁うどん」のメニューがある。しかし麺は柔らかく、本格的な「武蔵野うどん」ほどのコシはない。そばとうどんを1玉ずつ組み合わせされるメニューもあるので、ツーリング中のカロリー摂取には重宝する。

山田うどんのパンチ(もつ煮込み)定食

今日は山田名物の「パンチ(もつ煮込み)」をそばとセットを試してみた。もつに負けないくらい弾力のあるメンマとこんにゃく入りで、淡白な麺類のおかずとしては塩気もちょうどよい。

菜の花満開で羽虫も大量発生

指扇から先は菜の花が満開だった。ここから熊谷までの30km区間は、ひたすら花畑の中のサイクリングを楽しめる。

荒川サイクリングロードの菜の花畑

しかし、草むらが近いということは羽虫も多い。まるでシャワーを浴びているかのように体中に羽虫が激突して、鼻や耳から侵入してくる。ここまで来る途中にマスクを着けている人とよくすれ違ったが、後から考えると羽虫よけのためだったのだろう。

吉野や熊谷の桜も満開

吉見町のさくら堤も満開。ただし恒例のお祭りは翌日・日曜からのようで、サイクリングロードはまだ走行できた。

吉見町のさくら堤

一方で熊谷近くの桜並木は屋台も出て宴会真っ盛りだった。邪魔にならないように自転車を押して歩く。川原のイベントで流鏑馬も行われていた。

熊谷の流鏑馬

「普通自転車」進入禁止の標識

熊谷から県道11号で西に向かおうと思ったが、間違って173号を走ってしまった。ここは途中から「本線車道部、自転車進入禁止」の区間がある。歩道がサイクリングロードを兼ねているようなので、徐行してそちらを進む。

熊谷付近のサイクリングロード

途中で「普通自転車」進入禁止というめずらしい標識に出会った。自転車についても「大型・特殊」というような種類があるのかと、不思議に思った。

普通自転車進入禁止の標識

後で調べると、普通自転車とは「一定の大きさ以下で、側車がついていない」という定義があるらしい。

森林公園緑道経由で飯能へ

国営武蔵丘陵森林公園には、ちょっとした自転車道がある。

国営武蔵丘陵森林公園

公園を過ぎて関越道をくぐり、41号~30号経由で飯能に南下。そこから299号~16号経由で拝島方向に向かった。

サイクリングロード中心に平地のみだが、100km以上走ったのは2か月ぶり。冬の間に体がなまって、無風でも時速30キロ程度で巡航するのが精いっぱいだった。このくらい気温も上がってきたら、そろそろ山に走りに行ってもよいかなと思う。